ご来院時の状態
今回のクライアント様は、デスクワーク中心のお仕事をされている方でした。
主な症状は以下の通りです:
- 週に3〜4回の頭痛(特に夕方以降)
- こめかみから後頭部にかけての締め付け感
- 肩こり・首こりの慢性化
- 睡眠の質の低下
市販薬で一時的に抑えている状態でしたが、「根本的に改善したい」とのことでご来院されました。
原因の見立て(施術者としての判断)
検査とカウンセリングを行った結果、主な原因は以下の3つと判断しました。
- 首・肩周りの筋緊張の蓄積
長時間のパソコン作業により、僧帽筋や後頭下筋群が過緊張状態に。 - 姿勢の崩れ(ストレートネック傾向)
頭が前に出る姿勢が習慣化し、首への負担が増大。 - 自律神経の乱れ
仕事のストレスや睡眠不足により、交感神経優位の状態が続いていました。
実際に行った施術内容
① 頸部〜肩周囲の筋膜リリース
硬くなった筋肉と筋膜を丁寧に緩め、血流を改善。特に後頭部のリリースは重点的に行いました。
② 姿勢調整(骨格アプローチ)
首だけでなく、胸椎・骨盤のバランスも整えることで、自然な姿勢へ導きました。
③ 自律神経へのアプローチ
呼吸を整える施術や、リラックス状態を促す手技を取り入れ、副交感神経が働きやすい状態を作りました。
経過と変化
初回施術後
- 「頭が軽い感じがする」と実感
- その日の頭痛は出現せず
3回目(約2週間後)
- 頭痛の頻度が週1回程度に減少
- 肩こりも軽減
6回目(約1ヶ月後)
- 頭痛はほぼ消失
- 睡眠の質も改善し、朝スッキリ起きられるように
施術者としての気づき
40代の頭痛は、単なる「疲れ」ではなく、
身体の使い方のクセと生活習慣の積み重ねが大きく関わっています。
今回のケースでも、
- 姿勢
- 筋肉の状態
- 自律神経
この3つを同時に整えることで、改善につながりました。
同じような症状でお悩みの方へ
慢性的な頭痛は、薬で抑えるだけでは根本改善にはなりません。
身体の状態を正しく評価し、適切なアプローチを行うことが重要です。
特に40代は、体の変化が出やすいタイミング。
「まだ大丈夫」と我慢せず、早めのケアをおすすめします。
まとめ
今回のケースでは、
筋肉・骨格・自律神経のバランス調整が改善の鍵となりました。
施術者として大切なのは、症状だけでなく、
「なぜその症状が出ているのか」を見極めること。
今後も一人ひとりの状態に合わせた施術を心がけていきたいと思います。



